2016年9月28日 : ブログ,上永谷,未分類,自宅での体操
こんにちは。
かないわデイサービス上永谷 管理者の杉山です。
9月ももう終わろうとしており、
日が出ている時間も短くなってまいりました。
少しずつ秋の気候になろうとはしておりますが、
まだまだ寒暖の差が激しい日が続いております。
夏の疲れも出てくる季節でもありますので、
皆様も体調管理にお気を付け下さい!!
今月は前月紹介させて頂いた、
ご自宅でできる運動の上肢編(肩関節編)をいくつか紹介させていただきます。
● 肩を上げたり降ろしたりする運動
図A
図B
図C
まず、椅子に座ってタオルを図Aのように持ちます。
図Bのように肘を伸ばした状態でタオルを持ち、そのまま上に挙げます。
図Cのように上に挙げたら、また、図Bの位置まで下ろします。
この動作を繰り返し行います。
10回を2回ずつ行って下さい。
●肩を内側に回す運動
図A
図B
タオルを図Aのように右手が上、左手が下になるように縦に持ちます。
(このとき肘をしっかり伸ばして行います。)
縦にタオルを持ったら図Bのように左に移動させます。
移動させたらまた図Aの位置に戻します。
この動作を繰り返し行います。
右側が終わったら左側も同じように行います。
(タオルを持つ手を左手が上、右手が下になるようにします。)
左右10回を2回ずつ行って下さい。
この動作を行う際の注意点は、
身体を捻るのではなく、肩関節を動かすように行います。
この2つの運動は、肩関節と体幹を同時に動かす運動です。
体幹の固さや姿勢が悪いと
肩甲骨の動きが制限されてしまいます。
そうならない為にもストレッチをすることは大切です。
● コッドマン体操
※ 水をいれたペットボトルをご用意ください。
図A
図B
図C
図D
図E
図Aのようにテーブルに手を付き、反対の手は肘を伸ばした状態でペットボトルを持ちます。
手を付いている側の膝を少し曲げ、足を上下に開いた状態で行います。
身体は少し前に倒して行います。
① 図Bのように肘を伸ばした状態で、肩を内回し 10回 外回し 10回を続けて行います。
② 図Aの状態から図Cのように肘を曲げます。
曲げたらまた、図Aの位置に戻します。
この動作を繰り返し行います。
左右10回を2回ずつ行って下さい。
③ 図Aの状態から図Dのようにペットボトルを前に持っていきます。
前に持っていったら図Eのように後ろに持っていきます。
この時も肘を伸ばした状態で行います。
この動作を繰り返し行います。
左右10回を2回ずつ行って下さい。
この運動は、肩甲骨と上腕骨の間の動きを出す運動です。
肩関節は動きの大きな関節で、
軟部組織によって安定した動きをすることができます。
円滑な関節運動をするために、
ストレッチをすることが大切です。
筋肉や関節は動かさないと・・・
どんどん固くなっていってしまいます。
特に、肩関節の場合は固くなってしまい、
動きが制限されてしまうと、
肩が上がり辛くなってしまったり、
痛みが出る事があります。
短い時間で簡単にできる体操なので、
皆さんも是非行ってみてください!!