熱中症にご用心!!!|かないわデイサービス 上永谷

熱中症にご用心!!!

2015年8月7日 : ブログ,芹が谷

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは!

芹が谷の管理者 兼 機能訓練士の尾上です 😎 

今年は空梅雨かと思われましたが、

梅雨終盤に雨が続き、大雨の日もありました(><)

かと思えば、最近は連日の真夏日・猛暑日!!!

体がついていかないですよね 😥  😥  😥 

みなさんも体調管理にはくれぐれも気をつけてくださいね!

 

今回はそんな夏の話題から、熱中症について少しお話させていただきます!

 

なぜ熱中症になるのか?

まず、人はさまざまな時に体から熱を発しています

運動をせずにじっとしていても熱は発生しますし、

ご飯を食べても胃腸の活動が活発になり、熱は発生します

多くの熱を生み出す人の身体ですが、

体温が上がりすぎてしまった場合には、

自律神経の働きで末梢血管を拡げ、

皮膚に多くの血液を流れ込ませることによって

熱を体外へと放出します!

しかし!!!

このように体温調節機能を持っている人間の身体ですが、

高温・多湿の環境に長時間いるとこの機能が乱れてしまいます

その結果、熱をうまく体外に放出できずに熱が体内にこもってしまったり、

熱が体内にこもることによって急激に汗を大量にかくことによって、

体内の水分と塩分が奪われてしまいます。

これにより、頭痛めまい吐き気湿疹けいれん等の症状を引き起こします

消防庁の資料では、年間約6万人もの人が熱中症によって救急搬送されています

その中の約47%が高齢者なのです

なぜ高齢者に多いのか?

理由はいくつか考えられますが、

まずは水分摂取量の少なさです

デイサービスでもそうなのですが、皆さんに「水分とってますか?」と聞くと、

だいたいの方が、「とってます!!」と答えます

では、「一日どのくらい飲んでますか?」と聞くと、

「コップ2杯」とか、「ごはんのとき」などなど、、、

明らかに飲んでいる量が少ないのです!!!

汗は顔や体から水滴として垂れていなくても確実にかいています!

寝ている間にもコップ1杯分の水分を失っているといわれています

つまり、摂取量より排出量の方が多いことになります

それでは体の水分量は確実に減っていきます

 

対処法・予防策は?

では、熱中症にならないようにするためには?

もしなってしまったら?

どうすればいいのか、ここでいくつかご紹介させていただきます

予防策

水分をこまめにとる

塩分も水分と合わせてほどよくとる

服装に気をつける(軽装で風通しの良いもの)

直射日光を避ける(帽子や日傘等)

我慢せずにエアコン等の空調機器を活用する

暑さに負けない身体作り

 (熱くなる前からの適度な運動やきちんと栄養をとる)

 

なってしまったら?対処法は?

涼しい場所に移動し洋服のボタンやベルトをゆるめ安静に

意識確認(朦朧として倒れた場合は救急車)

水分を多めに摂取(塩分も必要なためスポーツドリンクなどが良い)

身体の首や脇を冷やす(濡れタオルやアイスパックなど)

 

皆さんも以上のことを参考にして厳しい夏を乗り切りましょーーー\(^o^)/